配管設備の耐圧試験に欠かせないテストポンプ

水道の収録用語:テストポンプ

修理班

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テストポンプ
配管や設備へ水や空気を加圧して耐圧確認と漏れの有無を調べる送圧装置です。給水や排水の漏水調査では区間を止水して圧力を掛け圧力低下の有無で異常を見分けます。そのうえで試験圧は配管材と使用圧に合わせゲージの指示と安全弁の状態も確認します。

ポンプ機構
内部のポンプで水を送り出し所定圧まで押し上げます。手動式はハンドルやレバーで加圧し小規模な漏水確認に向きます。一方で電動式は高圧や長時間の試験で使われます。使用前はホース内の空気を抜き逆止弁の動きと接続部の締付けを点検します。
ゲージ
加圧中の圧力を読むための圧力計が付属し目標圧に到達したかを確認できます。目盛の範囲が合わないと読み取り誤差が出るので試験圧に合うゲージを選びゼロ点と指針の動きを確かめます。保持試験では温度変化でも指示が動くため記録時間と周囲条件も揃えます。
圧力調整
吐出側のバルブや調整弁で圧力を上げ下げでき用途に合わせて設定します。上げる時は急激に操作せず段階的に加圧し目標圧に達したら保持して低下の有無を観察します。既設配管では経年劣化があるため仕様書や設計圧を確認して無理な試験を避けます。
安全機能
過大圧を抑えるため安全弁を備える機種が多く限界圧に近づくと圧力を逃がします。弁が固着すると危険なので作動確認を行い試験中は配管の先端と接続金具の飛び出しに注意します。漏れが出た時は直ちに減圧し止水してから増し締めや部品交換を検討します。

設備の健全性を確認し漏れ箇所の切り分けに役立つため水道修理でも使用されます。選定時は試験媒体が水か空気かを確認し最大圧力と吐出量とゲージ精度と接続口径が現場に合うか見ます。圧力が安定しない時や漏水が疑われる時は無理に加圧を続けず水道業者へ相談します。

漏水時につかうテストポンプについて
給水や排水の漏水を疑う時は区間を止水して試験口へ接続し配管内を水で満たして空気を抜きます。そのうえで所定の水圧まで加圧し圧力計を見ながら一定時間保持して低下があるかを確認します。低下が出た場合は継手やバルブ周りのにじみと床下の濡れを点検し音や水道メーターの動きも手掛かりにします。手動式は持ち運びやすく簡易確認に向き電動式は高圧や広範囲の試験で使われます。試験圧は用途と配管材で変わるため設計圧と基準に合わせ経年配管では過大圧を避けます。圧力低下が止まらない時や漏れが見えない時は水道業者へ相談します。