温水と冷水を自在に調節できる混合水栓の基本

水道の収録用語:ツーバルブ混合水栓

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ツーバルブ混合水栓
お湯側と水側の二つのハンドルを回して開閉し吐水口の手前で混ぜて温度を作る水栓です。構造が単純なので部品交換で直しやすいが温度が安定しにくい場面もあるため使い方と点検の目安を知ると安心です。

●構造と特徴
一つの取付け部に温水用バルブと冷水用バルブが並びそれぞれが別系統の流量を調整します。二つの流れは吐水部で合流するため開け方のバランスで温度と勢いが変わりハンドルの回り具合や止まりの良さが状態確認の手掛かりになります。
●操作方法
一般には左側が温水で右側が冷水として扱われます。どちらかを開けてからもう一方を少しずつ足して温度を合わせます。急に熱くなったり冷たくなったりする時は給湯器側の温度設定と同時使用の影響も見ます。
●利用場所
家庭や施設の水回りで使われ温度調整が必要な場面で採用されます。配管が温水と冷水で別々に接続されるため交換時は止水と接続規格の確認が重要です。
●メリット
a.操作が単純で状態が分かりやすく開閉の感触から不具合の兆候も掴みやすい。
b.価格を抑えやすく部品単位の交換で対応できることが多い。
●注意点
・温度調整は二つのバルブ操作で行うため一定温度に合わせるには慣れが要ることがある。
・給湯配管の距離や給湯器の条件によりお湯が出るまで時間が掛かることがある。

ツーバルブ混合水栓は扱いやすい一方で使い方と設備条件で体感が変わるため違和感が出た時は原因を切り分けると修理が進めやすいです。

ツーバルブ混合水栓の構造について
温水と冷水を別々に制御する二つのバルブを持ち回転操作で流量を調整して混合します。内部には弁体やパッキンやスピンドルなどが組み込まれ止水性と操作感を支えます。そのためハンドル下からの水漏れや吐水口からのポタポタはパッキンやコマの摩耗が関係することが多く開閉が重い時は固着や砂噛みも疑います。温度が急に変わる時は片側の流量が安定していないことがあるので止水栓の開度やストレーナの詰まりも確認します。
配管は温水と冷水が別々に接続されるため取付けピッチやネジ規格が合わないと無理な締付けになり漏れの原因になります。交換や修理の初期対応では止水を行い濡れた箇所と漏れ方を観察しどのハンドル側で症状が出るかを切り分けます。そのうえで部品交換で回復する範囲か本体更新が必要かを判断し判断が難しい時や配管側の劣化が疑われる時は水道業者へ相談すると安全側で進められます。