水道の収録用語:水道法
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水道法
安全な飲料水を安定して届けるための基本ルールとして水道事業と水道設備の管理運営を定めた法律です。事業者の責務や水質基準を示し公衆衛生の確保を目的としています。主なポイントをまとめます
●法的背景
飲料水の安全性を守りつつ限られた水資源を適正に使うための仕組みとして整備されました。また水環境の保全や衛生基準の遵守を求める点も柱です。
●水道事業者
都道府県や市町村などが事業者として設備を管理運営する際の原則と手続きを定めています。給水の継続と施設の維持管理を担い水源保全や水質管理や料金設定の方針にも責務が及びます。
●水道設備
取水から浄水処理 配水管 貯水施設 浄水場 ポンプ施設 給水設備など広い範囲を対象に基準を設けています。基準に沿った管理で安全で安定した給水を確保します。
●水質管理
水質基準を定め事業者に定期検査と記録管理の実施を求めます。基準に合わないおそれがある時は原因調査と是正を行い利用者への周知も重要です。
●料金設定
料金制度の考え方も示し設備の更新や運転管理や水質管理に必要な費用を賄える水準となるよう求めます。利用者に分かりやすい算定と説明も欠かせません。
●緊急事態
緊急事態(自然災害など)に際して給水を続けるための対応を定めます。断水や水質悪化が想定される場合は応急給水の手配や復旧計画の整備が求められます。
●監督と指導
水道法に基づき国の所管部局や都道府県が水道事業者の監督と指導を行い法令遵守や水道設備の適切な管理を確保します。改善が必要な時は報告や是正の手続きが用意されています。
飲料水の安全と安定供給を支える法的枠組みとして事業者の責務と設備基準を整理し公衆衛生と水資源管理の両面を支えます。行政と利用者にとって運営の土台となるため内容を知ることが現場の判断にも役立ちます。