配管接合部の水漏れ防止とライテープ

水道の収録用語:ライテープ

修理班

収録用語一覧

ライテープ
呼び方が地域で異なりライトテープと呼ばれることもあります。電気工事では電線やケーブルの被覆を守る絶縁テープを指す場合がありますが水道の現場ではねじ込み継手の漏れ止めに使うフッ素樹脂系のシールテープを指して話されることが多く用途を取り違えないことが大切です。

絶縁性
電気用途のライテープは絶縁材料で導体を外部から保護し短絡や漏電を防ぎます。屋外や機械室などでは摩耗や振動も想定して巻き終わりの密着と端部の浮きを確認します。
防水性
防水性を備える製品もあり湿気の多い場所で水の侵入を抑える役割を担います。ただし水中での使用や高温部では性能が落ちることがあるため使用環境と耐候性の表示を確認します。

水道修理時に用いるライテープの用途とは
ねじ込み式の継手に巻いてすき間を埋め漏水を抑える目的で使われ気密性と耐久性の底上げに役立ちます。フッ素樹脂製の薄いテープ状シール材をねじ山に沿って巻くことで金属配管や樹脂配管の接続部からのにじみを防ぎます。ねじ接続は締め込み時に微細な段差が残りやすく経年の振動や温度変化で緩みが出ることもあるためテープで密着性を補うと安定しやすくなります。耐薬品性や耐熱性を持つ製品が多く水道設備だけでなくガス配管や薬品設備で用いられることもあります。
巻き方はシール性を左右します。ねじ込み方向に合わせて均一に張りを持たせて巻き端をねじ山に押さえ込み重なりが偏らないよう整えます。巻きが少ないと通水後ににじみが出やすく一方で巻き過ぎると締め込みが浅くなり継手のかみ込みや割れにつながる恐れがあります。初期対応としては通水後に継手周りを乾いた布で拭き水滴の再発を確認しにじみが続く時は止水して巻き直しを検討します。また既にねじ山が傷んでいる時や割れが疑われる時はテープだけで収まらないため水道業者へ相談します。白色の一般品のほか高温や高圧向けの強化タイプもあるので使用温度と圧力と流体に合う仕様を選びます。ライテープを適切に使うことが継手部の信頼性を保つ基礎になります。