配管修理に役立つ布巻き漏れ止めの特性

水道の収録用語:布巻き漏れ止め

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布巻き漏れ止め
配管の水漏れを応急的に抑える方法として布やテープで漏れ周辺を巻き込み隙間を塞ぐ手当てがあります。現場で部品が用意できない時に役立ちますが恒久修理の代わりにはならないため止水と点検を前提に使います。

漏れ箇所の確認
漏れの出所を特定します。水道管や配管やタンクやバルブやジョイントなどで起きやすく結露と区別するため拭き取り後に再び濡れる位置を見て広がり方も確認します。
準備作業
作業前に周囲の汚れと水分を落とし可能なら水を止めて漏れを弱めます。水道管は元栓または近くの止水栓を閉め圧が残る時は蛇口を開けて抜水し感電を避けるため電気機器も離します。
修理材料の用意
布巻き漏れ止めにはさまざまな材料が使用されます。一般的な材料には以下が含まれます。
a.布巻きテープ:水道管のにじみや小さな穴の応急処置に使います。漏れ点を中心に重ね幅を揃えて強く巻き水の浸透を抑えます。
b.シーリング剤:液体状の材料を漏れ部へ塗り込み硬化で隙間を埋めます。濡れ面では密着が落ちやすいので拭き取りと乾燥時間を守ります。
c.エポキシパテ:主剤と硬化剤を混ぜて練り込み漏れ部へ圧着して固めます。硬化後は硬くなるため後の交換作業を想定して塗り広げ過ぎないよう注意します。
d.修理:用意した材料を漏れ箇所へ適切に適用します。布巻きテープは漏れ点を覆う位置から左右へ広げ均一な力で巻きます。シーリング剤やエポキシパテは薄く押し込み硬化まで触れないようにします。
硬化と確認
材料が硬化したら水を戻して漏れが止まったか確認します。圧が掛かった直後だけでなく時間経過でも滲みが出ないか見て止まらない時は巻き直しより原因の再確認を優先します。

布巻き漏れ止めは一時的な修理方法であり長期的な解決策ではありません。補修後も定期点検を行い原因が腐食や亀裂や継手の緩みなら部品交換や配管更新を検討します。漏れ量が多い時や壁内や床下で広がる時や熱湯配管で危険がある時は水道業者へ相談します。

布巻き漏れ止めの効果
効果は接合部や小さな亀裂からの微細な水漏れに対し繊維が密着して水圧を受け止めながら漏れを封じる点にあります。布が水分を吸収して膨張する性質を利用すると隙間を埋める働きが強まり工具や部品が揃わない状況でも応急処置として使いやすくなります。粘着性のあるテープや防水性の高いシーラントと組み合わせると止水性を補いやすい一方で恒久対策ではないため本修理までのつなぎとして使います。素材と巻き方を選び均一な力で広めに巻くと再漏れを抑えやすく水圧上昇や隙間拡大が疑われる時は早めに点検へ切り替える判断が重要です。