水道メーターの計測限界と不感水量

水道の収録用語:メータ不感水量

修理班

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メータ不感水量
水道メーターが感知できないほど小さな流れで使用された水量を指し、低流量の漏水や閉止不良で起きやすい現象です。水道事業の管理では検針値に表れにくい水量として漏水や不正な取り出しも含めて扱われることがあります。そのためメーターの種類と最低流量と使用状況を踏まえて原因を切り分けます。

水の盗水
検針を通らない取り出しがあると使用量が記録されず無収水として問題になります。メーターの改ざんやバイパスなどの不正は設備損傷や事故にもつながるため水道局が監視と調査を行います。
水漏れ
配管の亀裂や継手の劣化で少量の漏れが続くと流量が小さくメーターが回りにくい状態になることがあります。地中や壁内で起きると気付きにくいためメーターのパイロット回転と地面の湿りと水圧低下を合わせて確認します。
計量できない使用法
私設井戸の水を使うなどメーターを通らない水の利用はそもそも計量の対象外になり水道使用量には反映されません。建物内で別系統が混在している時は配管図やバルブ位置を確認して誤解を防ぎます。
影響
不感水量や無収水が増えると水道事業の収益と運用効率に影響し漏水の発見が遅れる要因にもなります。利用者側でも湿りや腐食の進行を見逃しやすく修繕範囲が広がることがあるため早めの点検が重要です。
対策
メーターの保守や定期交換と低流量域の性能確認を行い不正の抑止と漏水の早期発見を進めます。家庭では全ての蛇口を閉めてメーターの動きを確認し異常があれば止水して水道局や水道業者へ相談すると原因の切り分けが進みます。

メータ不感水量は水道システムの運用と管理で向き合う課題で水資源の有効利用にも関わります。そのうえで日常の小さな漏れを見つける視点を持つと建物のトラブルを抑えやすくなります。

メータ不感水量が発生する現象とは
低流量が続くとメーターの最低流量を下回り使用していても指針が動かず料金に反映されない水量が生じます。微細な漏水や蛇口のわずかな開放状態では流れが弱くなりやすく機種によっては摩耗で感度が落ち不感水量が増えることもあります。
渦巻式や羽根車式など機械式では小さな流れの駆動力が不足して誤差が出ることがあり超音波式や電磁式など低流量に強い方式が導入される例もあります。不感水量は水道事業者の損失要因になる一方で利用者の漏水発見が遅れるリスクにもなるためメーターの交換時期と配管の状態を点検し必要に応じて相談します。